「祝婚歌」に学ぶ夫婦の極意
ども。昔から詩を読むのが好きだったPikoMaです。
「祝婚歌」って?
吉野弘さんという方の詩です。
有名で結婚式のスピーチなどで引用されることもあるので、ご存じの方も多いかもしれません。
私も昔からこの詩が好きで、こんな風な夫婦でありたいな~と思っています。
詩でありながら、夫婦の極意が凝縮されているんです。
この詩の内容で大切にしたいと思ったことを忘れないように、トイレにこの詩が書かれたハガキを飾っています。
「祝婚歌」から学ぶ夫婦の極意
この詩のフレーズの中から私が特に共感し、大切にしていることがあります。
ひとつめのフレーズ
「正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい」
これは本当にその通りだと思って、自分自身気を付けるようにしています。
家族になると、どうしても「他人」と思えず、ズケズケ本当のことを言ってしまいがちです。
でも家族・夫婦であっても一個人としての人格があります。
どんなに仲良くしている夫婦や親子でも、超えてはならない一線(言ってはいけない一言)はあると思うのです。
特に、「本当のこと」は、相手を傷つけやすいです。だって「本当のこと」だから。
例えば、「甘い物食べるから太るんだよ。」とか。
「いや、私だってわかってるって!」ってことです(笑)
ふたつめのフレーズ
「互いに非難することがあっても
非難できる資格があったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい」
つい、夫婦間でも「どうして~~~~なの?」と非難したくなる時もあります。
ただ、はたして自分は完璧なのか?と振り返る謙虚さをなくさないようにせねば、と思っています。
自分だって、相手から見たら完璧とは言えないとろこが多々あるはずです。
それなのに、自分だけ相手に完璧を求めちゃだめだよなぁ〜と。
夫婦間でも、家族間でも、尊敬といい意味での気遣いは必要であると考える今日この頃です。